雪の京都北部
普段は1人で旅することが多いが、今回は4人で京都の夕日ヶ浦木津温泉に行った。一応京都だが、京都府の端の端にあり、京都府民でも知らない人もいるようだ。
京都駅から特急電車『はしだて3号』に乗った。途中から雪景色となり、出発から約2時間後、天橋立で途中下車した。雪が積っているが天気は良く、歩道と車道は雪かきされていて歩くのに問題なし。
近くのお土産物屋さんの店先にキーホルダーのように魚の干物が並んでいた。
これまた近くには、知恵の神様を祀っている知恩寺文殊堂が近くにある。日本三文殊の一つ。松の木にぶら下がっているのは扇子の形をしたおみくじ。
そして地理の授業で習う、かの有名な天橋立。上から見た景色が有名だが、平地から見るとこんな感じ。けっこう幅がある。雪の下は砂地で、レンタサイクルで向こう岸まで渡ることもできる。
運よく、廻旋橋が開いている現場に遭遇↓
次に展望台へ。展望台は傘松公園側とビューランド側の2か所あるが、今回は天橋立駅から近いビューランド側の展望台へ。
途中、線路を渡ると雪がきれいだった。
展望台にはリフトがモノレールで登れる。どちらでも5分ちょっと。リフトだとこんな感じ。足をぶらぶらさせてスピーカーで注意されている人がいた。
↓到着。かの有名な天橋立。ビューランド側からの景色は龍が登っているように見えるので『飛龍観』と呼ばれるそう。
ビューランドは小さな遊園地あり、ゴーカート、観覧車、アーチェリーなども楽しめる。家族連れも多かった。
そして宿へ向かう。電車に乗り、40分ほどで夕日ヶ浦木津温泉駅に到着。宿の方が駅まで車で迎えに来てくれた。10分弱で『海舟』に到着。夕日ヶ浦の夕焼けはこんな感じ。
温泉もある料理自慢の宿とのことで、今の時期はカニ目当てのお客さんが多いよう。出てきたカニの量が半端じゃなかった。刺身、蒸し、焼き、しゃぶしゃぶ、シメなどで1人前にカニ3杯分。しばらくカニは見たくないと思った。
宿のコンセプトは『一晩泊ればトドになる』。食べ終わった後、みんなしばらくぐったりしていた。
翌日。他の3人は帰宅し、連休の私は1人で隣の兵庫県城崎に行くことにした。距離は20kmほどでさほど遠くないが電車は1時間に1本くらいしかなく、途中で乗り換えも必要。
夕日ヶ浦温泉駅構内はこんな感じ。ホームには足湯もある。
ICOCAが使えないことは想定内。田舎ではよくあることだ。切符を買う。しかし、券売機がない。今の時代、駅員さんから直接切符を購入しないといけない駅があるのはさすがに想定外だった。さらに驚くべきことに、切符を1枚購入するだけなのに3分以上かかった。駅員さんは紙の切符を用意して、ハンコを探して、ハンコを押して…後は…何をしていたのかよく分からないが、とにかく時間がかかる。日本一切符の購入に時間がかかる駅に認定したい。10分以上前に到着していないと危ない。
京都北部の旅は終わり。次は兵庫北部が始まる。